セックス

セックスとはコミュニケーションである

何をもってセックスというのでしょうか。もともとセックスとは、男性器(ペニス)を、女性器(ワギナ)に挿入することによって生殖(子作り)をする行為と考えられていましたが、子作りを目的とするセックスより、実際多くのセックスは生殖を目的としておらず、愛する2人のコミュニケーションとなっているのではないでしょうか?その為に避妊の技術が発達による婚前交渉もあれば、子育てがおわったあとの高齢者のセックスだって、同性愛者どうしのセックスだって存在するのです。

性器の挿入行為だけをセックスと捉えて、それをしたら不倫だとか、セックスをしたという人もいますが、わたしは違うとおもいます。セックスとは生殖器へのふれあいの前段階から始まっている性的なコミュニケーションのことだとおもいます。セックスとは、挿入してオーガムズを得えて、その結果、子どもができることが目的ではありません。2人の関係を言葉を超えて伝え合う大切なコミュニケーションなのです。

セックスに必要なもの

セックスに必要なものは、いくつかありますが、まず必要なものは愛と思いやりです。

そして、ふたりにセックスをするという、性的同意があるかどうかを確認する必要があります
性的同意は、たとえ行為の途中でも、辞めたくなったら伝えて止めることができます。言われたほうは無理につづけることなく行為を辞める必要があります。

同意内容には、このセックスは子作りを目的としているのか、コミュニケーションだけを目的にしているかも確認する必要があります。もし異性愛どうしてコミュニケーションが目的であれば確実に妊娠しないように避妊(ピルやコンドームなど)を行う必要がありますが、性感染症の防止のためにもコンドームの利用はとても重要です。これは異性同士のセックスだけだけでなく、同性同士のセックスでもとても大切なコトです。妊娠しないからコンドームを使わないというのは御法度です。

言葉によるコミュニケーションを超えた行為

言葉によるコミュニケーションを超えた行為をするわけですから、通常は、二人っきりになれる静かな場所がいいでしょう。多くは明かりを少し暗くして、お気に入りのアロマなどを炊いて、ベットの上で行うことが多いです。

服を脱がしあいして、お互いにまたは一緒にシャワーやお風呂にはいって、清潔にしてからするのは基本です。体をあらったあと、ベットにはいっていきなり性器にふれるのは御法度です。まずは軽いキスや髪の毛にふれるなど、ここでも思いやりの心が大切です。

前戯に充分に時間をかけましょう。フェザータッチで触れる程度で相手が感じ部分、胸だとか性器の周辺をふれてみたりして、お互いの気持ちを高め合うコトを考えましょう。そうすることでお互いに性器が濡れてきて、そのあとの挿入がスムーズにいくのです。

パートナーによってはオーラルセックスをおこなうこともあるでしょう。むかしは考えられなかったオーラルセックスもAVの影響もあって、普通におこなわれるものになりました。オーラルセックスだからといって乱暴にしていいものではありません。フェラチオで歯を立てない、クンニを優しく行うというのは基本中の基本です。恥ずかしくても途中で痛くないか、気持ちいいか聞いてみてもいいと思います。

挿入やオーガズムにこだわらない

最後に挿入の段階になって、一方が、なんとなく体調の関係もあって、準備ができてないときがあります。男性が起たない、女性が濡れないということはそんなに珍しいことではありません。そんな時は無理に挿入までする必要はありません。優しく声をかけあって、前戯でおわるのも充分なコミュニケーションです。

挿入までたどりついたとしても、2人が同時にオーガズムを得られるのは珍しいことです。もし自分が先にオーガズムに達してしまったとしても、相手がまだだったら少し頑張ってあげるなどの心配りも大切ですが、オーガズムがセックスのすべてではありませんので、適当なところで切り上げて、ハグしてあげるのもいいかもしれません。

男性はオーガズムに達すると賢者タイムといって、気持ちが冷めてしまうことがあります。でも女性のオーガズムは絶頂に達した後もゆっくりと静まっていくと言う傾向があります。なので、男性は気持ちが冷めていても、女性の気持ちを汲んであげて、ハグしたり、髪の毛をなぜたりして、いやしてあげてください。けっして自分だけ終わったからと、タバコを1人で吸うなどしてたら、その次ぎはないと思った方が良いでしょう。

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